
聞き流し系の教材
「聞き流し」だけでは英語を話せるようにならない
聞き流し系の教材は初心者には効率が悪いです。
ここで言う聞き流すは、意識を集中しないで聞くことです。
効果が全くないのではなく、使う人を選びます。
聞くことに集中しなくても7割以上理解できる教材なら効果があると思います。
ほとんど理解できない内容の教材をただ流してるのは意味がないです。
分からないものが耳に入ってきても、ただの雑音と変わりません。
英文の後に日本語訳が流れる教材もありますが、それも意味がありません。
フランス語やスペイン語の文が流れて、その文の日本語訳が流れてきても、どの単語がどの意味なのか、文法も知らないので、全く分からないということになります。
聞き流し系の教材を使うのであれば、自分の実力にあった内容のものか、ちょっと難しく感じるくらいの教材にしましょう。
「実際に使われる英語」で「あなたの興味のある内容」だと、おもしろいので続けやすくなります。
聞き流すのは「理解できるものを繰り返す」

理解可能なものを繰り返して聞き流す効果は次のようなものがあります。
単語、文法、発音を意識せずに使えるようになり、「流暢」になる
英語を理解、話せるようになるには、単語、単語の並べ方、発音を覚える必要があります。でも、これら3つを知っているだけでは流暢に使えません。意識せずに使える必要があります。あなたに合ったものを聞き流すことで、無意識に使えるようになります。
よく使う表現が体に染み込む
よく使う表現を覚え、言いたいことに合わせて単語を変えることができれば、いろいろなことを表現でき、コミュニケーションの幅が広がります。
単語の意味や文法を理解せずに、ただ音で文そのものを覚えるのは効率がよくありません。
文そのもののシーンでしか使えないので、応用できないからです。文の形を理解していると、この単語を入れ替えると、こうゆう意味になると分かるので、いろんな時に使えます。
ビジネスシーンで使う表現方法や、日常会話など、あなたが使うシーンの表現が多い教材を選びましょう。

注意すること よく使う表現を覚えるだけでは英語を話せるようになりません。日常使う表現のパターン全てを覚えることは不可能です。
単語、文法、発音を組み合わせて、自分が言いたいことを言えるようになります。
単語帳などを見なくても単語を覚えられる
単語の発音と日本語の意味が録音されている教材の場合、聞くだけで単語の意味まで覚えられます。
発音とアクセントも同時に覚えられます。英語はアクセントが違うと通じないことがあります。聞いて覚えることは、伝わりやすくなります。
単語だけでなく、文全体のリズムや強弱を覚えられます。
聞き流しの前に

まずは、あなたがほぼ理解できる教材を用意しましょう。
聞いてみる
時々、単語が聞こえるような教材だと難しすぎです。もっと理解できる教材にしましょう。
テキストを見ながら聞いてみる
聞き取れなかった場合、繰り返し聞きましょう。
内容を理解する
知らない単語や文が理解できない場合、文法の確認をします。理解したら、また聞いてみます。
音読してみる
最初はゆっくりでいいので、途中でひっかかったりしなくなるまで音読します。読みながら意味を理解できるまで繰り返しましょう。
教材と同じスピードで読んでみる
テキストを見ながら、教材と同じスピードで読んでみます。発音もできるだけ同じようにします。最初は発音を意識し、慣れてきたら読みながら意味を意識します。
テキストを見ずに発音する
テキストを見ずに教材の音声のあとについて、発音します。音声の2,3語あとからついていきます。
書けるか確認
文を1つ覚えてから書いてみます。テキストを何回も見ながら書くのではなく、一回で書けるようにします。
聞き流しの準備ができました

何度も繰り返し聞きましょう。
意識せずに聞くより、集中して聞いたほうが効果は上がります。
- 聞き流すだけでいいというのが聞き流し系の教材の売りですが、ただ聞き流していても英語は身につきません。
- 英語のニュースなど、ただ流していても、いつまでたっても聞き取れるようにはなりません。
- あなたに合った教材を正しい方法で繰り返すと効果が出ることもあります。
どうせ時間を使うなら、効果が出るほうがいいですよね。
あなたの投入する時間、労力を無駄にしないために、買わないほうがいい教材や効果のない方法を紹介していきます。
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