
英語の勉強って何を勉強しているの?
英語の学習って言うけど、何を学んでいるか考えたことはありますか?
「単語を覚える」「文法を理解する」など、人によっていろいろ出てくると思います。
私が思うのは「語順」と「動詞の変化」です。少し詳しく見てみましょう。
1.語順
語順は英語と日本語の一番の違いでもあります。
日本語では
- 「私は図書館に行った」
- 「図書館に私は行った」
- 「私は行った、図書館に」でも通じますよね。
でも、英語では
「I went to the library.」
これしか通じないですよね。日本語は語順のルールがゆるく、英語は語順のルールがしっかりしているということになります。
英語は語順に厳しいので、私たちはしっかり「語順」=「文型」を学ぶ必要があります。
文型って聞くと、学校の授業で難しかった記憶があるかもしれません。
でも、文型をなんとなくで進めてしまうと、あとでつまずきます。
分からなくなるリスクは初めに、できるだけなくしておきます。
2.動詞の変化
英語には「時制」というものがあります。「いつの話か」ということです。
この「時制」には単純に過去、現在、未来だけでなく、現在進行形や過去完了形などもあります。
この「時制」で学ぶのは、「動詞をどう変えるか」です。
例えば play を見てみましょう。
- 現在形は play
- 過去形は played
- 未来形は will play
- 過去進行形は was(were) playing
- 現在進行形は was(were) playing
- 未来進行形は will be playing
- 現在完了形は have(has) played
- 過去完了形は had played
- 未来完了形は will have played
- 現在完了進行形は have(has) been playing
- 過去完了進行形は had been playing
- 未来完了進行形は will have been playing
以上のように、動詞をどう変えるかで「いつのことなのか」が決まります。
このように、英語の文法を学ぶということは「語順」と「動詞の変え方」を学ぶことなのです。
単語は覚えようと思えば、何千語、1万語、2万語とあります。はてしないですよね。それを覚えた人もいるわけで、本当にすごいですよね。
この膨大な数の単語を覚えることに比べたら、「語順」=「文型」とか「動詞の変え方」を覚えるのは数が決まっているので、少しマシな気がしませんか?
「こうゆうもの」という丸暗記はしない!
学校で文法を勉強した時に
「○○はこうゆうことです」「でも例外もあります」「さあ全部覚えてください」
なんてことはありませんでしたか?
あるパターン全部覚えるのは効率が悪すぎます。覚えることは最小限にして、できるだけ使いまわしたいですよね。覚える力は単語にまわします
まとめ
英語の文法の学習は
- 語順=文型
- 動詞の変化
を学ぶことです。
学校の授業を思い出して「文法は苦手だった…」と思ったかもしれません。でも、学校の英語はあくまでも「教科」です。
今、英語学習を始めたら、きっと違う感想をもつことでしょう。英語に対する思いも変わるかもしれません。
これを読んで英語学習を始めるか悩んでる人が、「やってみようかな」なんて思ってくれたら嬉しいです。
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