
文法不要という教材
単語、文法、暗記不要では、絶対に英語が話せるようになりません。
「単語、文法はいらない!この形に当てはめるだけ!」「1日5個のフレーズを覚えるだけ」
単語、文法を不要だと言う教材は、まるで何もしないで英語が話せるようになるという言い方をしますが、それでは絶対に英語を話せるようにはなりません。
なぜ、単語、文法はいらないと言えるのか?
英語ができない人にとって、文法や単語の学習は好きではないはずです。理解して覚えて使えるようになるには練習が必要で、楽ではありませんよね。
教材の会社は、あなたが好きなもの、つまり楽なものに誘導しているのです。
文法、単語、暗記不要という教材は、本当に不要か?
キャッチコピーやセールストークで、文法や暗記が不要だと言いながら、よく中身を見ると、文法の勉強があったりします。
- 動画や、ドラマ、音楽を聴くだけと言いながらも、途中から文法の勉強がある
- 文法と表現せず、”英語のルール”など言い換えているだけ
100個のフレーズを覚えるだけ!は立派な暗記です。でも効果はかなり薄いです。
英語が話せる人で「文法の勉強は無駄」「文法を勉強しなくても話せるようになった」なんて話を聞くかもしれません。こんな人達ではないでしょうか?
- バイリンガル(小さい時に英語に多く触れる環境にあった)
- 文法と気づかず、勉強している人がいます。
英語は「主語+動詞」の順番になる。これを文法ととらえる人もいれば、「そんなの当たり前だよ」と文法ととらえない人もいます。
また「私たちは日本語の文法を習わないけど、話せている!」なんて言う人もいます。
聞き流し系の教材が効果がない理由と共通になります。
確かに私たちは赤ちゃんの時に、お父さんやお母さんに文法を教えてもらいません。
でも、私たちが日本語を話せるようになったのは聞き流していたからでしょうか?
それだけではないはずです。たくさん話したり書いたりしました。
言葉を話すのは3歳でも難しいです。なのに、それを英語でやろうとしていませんか?
「文法」と聞くと反射的に「嫌い」となる方もいるかもしれません。
でも、「文法」は、あなたの英語習得を助けてくれる「味方」です。
難しすぎる文法から始めず、分かるところから始めましょう。
文法、単語、暗記は絶対に必要

英語を身につけることは第2外国語の習得です。
母国語の日本語を同じようには身につきません。
でも、英語もたくさんある言語のうちの一つです。
話せないままなんてことはありません。
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